オープンマインド:
すべての子供たちに平等にチャンスを与え、同じ基準で接すること
多くの子供に可能性がある。他人と比べながらではなく、その子の将来のために今すべきことをやる
天井効果:
上手い子に対しては上の学年での試合出場等、より高い環境で高い要求をする
長期的視野に立った育成:
すべての選手を育てること・・・勝つ経験と負けることからの学習
(負けた時は、能力的なことを指摘するよりも、試合への準備や練習に取り組む姿勢を問いかけ)
判断・自立と勝つためのメンタリティ:
指示待ちではなく状況に応じて自分で判断しそれを実行する力と負けず嫌いを育む
(負けたくない、負けて悔しい、うまくできた、勝てた、成功してうれしい等の感情を大切にする)
一貫指導:
発達段階に応じた指導の考え方をコーチが共有し指導していく
選手は多くの指導者のリレーによって育成され次の段階へと送りだす
OB・OGコーチによる、指導、審判、試合のサポート
大会目標として
・東京都第一ブロック予選突破中央大会への出場
・荒川区リーグ優勝
心に響く少年指導と保護者の関わり方
デンマークサッカー協会から学び、私たち指導者は、出会った子供たちの人生に大きな影響を与え得る存在であることを自覚し、責任をもって子供たちに寄り添いながら信頼関係を構築していきます。また、指導者や保護者が理想とするサッカーと子供たちのプレーが一致しないことは往々にしてありますが、子供たちの自由な発想を尊重し、自由で独創的な考えを引き出すことが指導者と保護者の役割であると考えています。
以下、『プレーするのは子どもたち!デンマークサッカー協会から学ぶ、親のための10カ条』(サカイクより抜粋)
○指導者が心に刻むべき少年指導10ヵ条
1.子どもたちはあなたのモノではない。
2.子どもたちはサッカーに夢中だ。
3.子どもたちはあなたとともにサッカー人生を歩んでいる。
4.子どもたちから求められることはあってもあなたから求めてはいけない。
5.あなたの欲望を子どもたちを介して満たしてはならない。
6.アドバイスはしてもあなたの考えを押し付けてはいけない。
7.子どもの体を守ること。しかし子どもたちの魂まで踏み込んではいけない。
8.コーチは子どもの心になること。しかし子どもたちに大人のサッカーをさせてはいけない。
9.コーチが子どもたちのサッカー人生をサポートすることは大切だ。しかし、自分で考えさせることが必要だ。
10.コーチは子どもを教え導くことはできる。しかし、勝つことが大切か否かを決めるのは子どもたち自身だ。
○保護者のための10ヵ条
1.子どもたちが自ら望んだときに試合やトレーニングに参加させてあげましょう。
2.試合中はすべてのプレーヤーに励ましの言葉を送りましょう。あなたの息子さんや娘さんにだけではなく。
3.成功にも失敗も同じように声援を送りましょう。批判ではなく、ポジティブな声をかけてあげてください。
4.コーチの選手起用を尊重しましょう。試合中に選手起用について影響を与えようとするのはやめましょう。
5.レフェリーの判定を批判するのはやめましょう。
6.プレッシャーを与えることなくプレーに参加させてあげましょう。
7.試合の後は結果の話だけでなく、覚えているプレー、楽しかったシーンなどについても話し合いましょう。
8.節度を守り、分別のある行動をとりましょう。何事も度を越してはいけません。
9.所属クラブの運営には尊敬の念を持って接しましょう。保護者と指導者間のミーティングでは、明確な指針を持ち、どのような態度で子どもに接するのかを話し合いましょう。
10.サッカーをプレーしているのは子どもたちです。決してあなた自身ではありません!